理想のバイクを探す・GarageRomi

自分の理想のバイクをさがそう

ブレーキマスタータンク点検窓(サイトグラス)交換とエア抜き

今年も花粉の季節が始まりましたね。

今年は飛散スタートが早く量も多いようで憂鬱です。

出来る事なら外で作業したくはないところですが、家に籠っていては作業が進まないのでガレージを締め切り渋々作業しております。

換気のためにずっと締め切る事は出来ないのでやはり花粉は喰らってしまいますね。

しかしながらずっと屋外で作業よりはマシかとは思いますので渋々マスクしながらやりました。

うちのワンコはリビングでジタバタしております。

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さて先日はこちらのセロー225のブレーキマスタータンクの点検窓交換作業を行いました。

セミレストア中とブレーキフルードが悪さをしますので外装は外したままにしてあります。

タンクを外すのが面倒な場合はタンクをウエスやタオル等で覆うのが安全です。

ブレーキフルードは塗装を腐食してしまうヤバイやつです。

筆者が整備作業の中で一番嫌いな憎き液体です。

本当にくそフルードと呼んでも差し支えない液体に思えます。

もう西暦2023年にもなるのだから車体に害のないブレーキフルードを是非作ってもらいたいものです。

もし車体のどこかに垂れた場合はすぐに水で流してから拭き取らなくてはなりませんので非常に面倒です。

ブレーキマスタータンク点検窓(サイトグラス)交換

点検窓(サイトグラス)とはこちらの樹脂と金属とゴムパッキン(Oリング)がセットになっているパーツですね。

樹脂部品ですので腐食性が特徴であるブレーキフルード液にやられてしまい経年劣化でヒビや穴が空きフルードが漏れ出してきます。

だいたい10年も経てば劣化して膨み20年経てばヒビが入る印象ですので消耗品として交換しなくてはなりません。

もう少し耐久性が高い部品を使ってもらいたいところですが、メーカーからしたら10年経ったら新車を買ってくれという事なのですかね。

点検窓(サイトグラス)外し方

点検窓を外す前の画像を撮り忘れましたが、窓全体が半透明のボンドでガチガチに固めてありましたので経年劣化でヒビが入りフルードが漏れ出していたのを前所有者が見つけボンドで応急処置をしたのだと思われます。

ブレーキタンクを見るとフルードが漏れて全体的に塗装を腐食していますのでわりと漏れが酷かったのが分かります。

窓を外す時は裏からマイナスドライバーとハンマーで叩けば外れてくれます。

セロー225のような古い年式のバイクですと窓の穴が縦穴で狭いため少々やりにくいですが出来るだけタンクに傷が入らないように外しました。

この樹脂部品は高い純正品を注文しなくてもアマゾン等で汎用品が数個セットで安く売られていますのでそちらで十分事足りるかと思います。

筆者はずっと汎用品を使っておりますが大差はないので常時いくつかストックしてあります。

こちらが安いようです。

注意点1

フルードが一滴でも車体に垂れると悲惨な事になりますので近くにあった適当な袋を被せています。

この液体の性悪なところは塗装面に付着するとすぐには反応せずに数十分経過後に塗装が剥離してくるという時間差があり、車体に付着していても見た目では普通のその辺のオイルと見分けがつかないところにあります。

匂いをかげばフルード独特の匂いがありますので気付きますが、異変を感じて匂いを嗅いでいる時点でもうすでに腐食が始まっていて手遅れになっている事が多い印象です。

口が悪くなりますが、こいつはマジでクソな液体です。

点検窓取り付け

こちらは点検窓交換後の画像です。

ゴムパッキン(Oリング)を先に入れてから樹脂部品を入れていきます。

バイス(万力)があれば圧入出来ますが、筆者はバイスを所持していませんのでいつもハンマーで叩いて入れています。

最初は適当な木片を使って叩いていましたが、慣れてきたら木片無しでも傷が付かずに早く出来ますので最近は直接叩いています。

タンクの淵とツライチになったら交換完了です。

ブレーキフルードエア抜き

点検窓を交換するという作業はわりと簡単なのですが、一緒に付いてくるのがこのエア抜きという作業ですね。

その都度フルードを抜かなくてはならない事もこの点検窓交換作業を面倒な作業にしてしまっていると感じます。

前所有者が点検窓が劣化しても交換せずにボンドでガチガチに固めてしまった気持ちも分からなくもありません。

なんせブレーキフルードは最低な液体ですからね。笑

筆者も出来る限り触りたくはないです。

注射器でキャリパー側からフルードを圧入する方法もありますが、以前使った注射器がどこかにいってしまって全然見つからないので今回は注射器を使わないやり方でやりました。

タンクにフルードを入れてからレバーをカチカチ握っていくとタンク下の穴からプクっとエアーが出てきます。

小さい方の穴はエアーが穴にくっついて上って来ないので竹串を使ってつつくと早く抜けてくれます。

レバーをカチカチしながらホースを叩いたりゆすったりしながらエアーを上に移動させています。

下側ホースも同様にカチカチしながらしつこくゆすります。

エア抜き完了

エアーがだいぶ抜けてくるとエアーが細かく小さくなってきます。
小さなエアーが出なくなるまでまたしつこくカチカチします。
エアーが抜けてくるとレバーが重くなってきますので、通常時まで重くなったら規定量までフルードを補充して蓋とパッキンをはめてエア抜き完了です。

この車体はエアーがわりとスムーズに抜けてくれたのでそんなに時間がかからず終われました。

抜けにくい車両の場合は数時間頑張ってもなかなか完全に抜けてくれないので今回は助かりました。

引き続きセローの整備を続けていきます。

いやぁ何度やってもフルードは好きにはなれませんね。笑

こちら筆者の過去記事になります。
zzr1200romichannel.hatenablog.com
zzr1200romichannel.hatenablog.com
zzr1200romichannel.hatenablog.com
zzr1200romichannel.hatenablog.com
zzr1200romichannel.hatenablog.com

こちらは筆者が愛用しているおすすめ整備グッズです。

こちらは筆者愛用のシリコン性液体ガスケットです。いくつか試しましたがこちらのワコーズ製が一番使い易く、排気漏れからオイル漏れやゴム部品(インシュレーターやパッキン)補修まで様々な用途に使えて非常に便利です。
ワコーズ製品は多少高価ですが一本持っておけば常温保存で数年使えますので費用対効果は抜群です。色も半透明ですのではみ出しても目立ちにくく非常に使い勝手が良いです。整備に興味ある方は買わなきゃ損な万能ガスケットです。

こちらは筆者愛用の耐ガソリン性の油性液体ガスケットです。前記のワコーズガスケットメイクはシリコン性ですので耐油性は強力ですが耐ガソリンではありませんので燃料には弱いです。こちらは耐ガソリンに特化した製品ですので燃料が流れるキャブレターのパッキン補修などにはこちらを使っています。硬化も早くキャブの燃料漏れに効果抜群です。色もグレーなのではみ出ても目立ちません。よくある茶色の目立つ色ですと錆のように見えて非常に汚く感じます。こちらは常温ですと固まり易いので冷蔵庫で保存しています。こちらの耐ガソリン油性ガスケットと前記耐油シリコンガスケットを持っていれば大抵の整備には事足りますので他のガスケットは必要ないと感じます。

こちらはキャブレター用です。安価でサイズも豊富で1セット持っていると非常に助かります。

こちらは筆者愛用のエアポンプです。ゲージ付きで高圧タイヤのロードバイク用ですので勿論オートバイにも使えます。たまにショップで窒素を入れるよりも毎週家で規定値の空気を入れた方がハンドリングが良好になる印象です。高圧ですのでタイヤ交換時のビードも上げてくれます。チューブタイヤは勿論、チューブレスタイヤビードまで上げてくれますのでコンプレッサーいらずの優れもので長年重宝しています。各メーカー色々ありますがパナレーサーが耐久性が有りおすすめです。

こちらは筆者愛用の燃料添加剤です。給油ごとに30mL程入れています。フューエル1と同等の成分でキャブレター内やインジェクター、ピストンまで綺麗にしてくれます。長年使っておりますが抜群の効果でフューエル1よりも安価でコスパが良く非常におすすめです。

こちらは筆者愛用のスマホホルダーです。スマホカバー&リング付きでも入る優れものなので激しくおすすめします!15mmの厚さのスマホが入った時はめっちゃ感動しました。今でも重宝しています。

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初めてのデカール貼り換え WR250R

厳しい寒波がようやく一段落しそうなところで久しぶりのブログ更新です。

春が近づき我が家のワンコも喜んでおります。
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さて今回はWR250の外装カスタムしてみました。

筆者は若い頃にスプレーガン塗装の仕事をしていた時期がありましたので、外装やフレームの塗装は現在もやったりはしますが今回初めてデカールを貼り替えました。

今まで純正デカールを剥がすのが億劫に感じていましたので手を出していなかったのですが、今回WR250用のレアなデカールが手に入ったので重い腰を上げてみました。

こちら以前書いたWR250Rのインプレ記事です。
zzr1200romichannel.hatenablog.com

デカール貼り換え

デカール

今回はこちらのデカールを使いました。

こちらはシュラウド、サイドカバー、ヘッドライトカウルを貼った後に気付いて撮った物なのでこれで全部ではありません。


用意した物

霧吹きとスキーニー(壁紙貼り替え用)です。

どちらも100均で購入しました。

霧吹きには中性洗剤を薄めた水道水を用意しました。

あとは純正デカール剥がしにヒートガンも使いましたが、ドライヤーでもギリいけそうでした。

うちのヒートガンは主に樹脂パーツの白化補修にいつも使っています。

樹脂パーツが曲がったり紫外線等で白化した部分をヒートガンで高温で温めると白化が消えるので便利です。

デカール、ステッカー剥がし

一部剥がれたみっともない純正ステッカーをヒートガンで軽く温めて

めくるとペリペリと簡単に剥がせてしまいます。

これが温めていないとぽろぽろと欠けるだけで綺麗にめくれてくれないので

ヒートガンかドライヤーは必須かと思います。

ちなみにヒートガンはドライヤーよりも強力でやりすぎると高温になりますのでデカールが溶けてしまう場合もありますので注意します。

脱脂

デカールやステッカーを剥がせたらパーツクリーナーで脱脂しときます。

ハードストックの激安パークリ(超強力なのかは定かではない)買いだめしてます。

こちらのステッカーもヒートガンで軽く温めると

簡単にペリペリいきます。

メチャメチャ気持ち良く剥がれてくれます。


貼り付け準備

パーツクリーナーで脱脂したらボディー側、デカール側と霧吹きでたっぷり吹きます。

貼り付け

そしてペターっと貼ります。

ベストな位置になるまで何度か貼り直しながら、気泡と水を抜きました。

霧吹きで濡らしておくとやり直しが効き易いのがいいですね。

反対側も同じ要領でペタっと。

平面は位置決めも気泡抜きも比較的楽でした。

フォークガードも同じ要領でペタっと。

フォークガードは湾曲していますが平面メインですので苦労しません。


難関シュラウド

問題はシュラウドです。

純正デカールを剥がしている画像は撮り忘れましたがそれほど苦ではなかったです。

脱脂、霧吹きまでは他の部位と同じなのですが

位置決めが全く決まりませんでした。

窪みや湾曲が組み合わさっているので激むずでした。

位置決めだけで十数回やり直したと思います。

気泡抜きもだいぶ時間かかりますし平面部位が10分程度で終わるところを、シュラウド1枚で40分以上は格闘していたと思います。

このころにはもうスキニーは使わずに濡らした親指だけで作業していました。

結局スキニーよりも親指の方が使い易く優秀なんですね。

作業後に親指の皮膚が水膨れのように痛くなった事は言うまでもありません。

突き詰めるとキリがないですが、ようやく納得出来るとこまで持っていけたので良しにしました。

表面の保護フィルムを剥がすと艶が有りわりと綺麗に見えます。

反対側も同じ要領ですが形状が若干違う事もありやはり激むずでした。

こちらも位置決めに十数回やり直しました。

作業的には激むずですが、ステムベアリング打ち換え作業のようなアクセスが面倒で力仕事でもないので筆者的にはそれほどストレスは感じませんし、むしろ技術系作業なので楽しい部類に入るかと思います。

保護フィルムをスルーと剥がす瞬間がたまらなく気持ちいいです。

難関のシュラウド両側完了してホッと一安心。


サイドカバー

昼休憩入れてからサイドカバーもやっちゃいます。

サイドカバーは平面オンリーなのでシュラウドに比べたら屁みたいなものです。

チャチャっと終わらせました。


テールカウル

テールカウルは上部は平面なので楽勝です。

サイドはわりと難易度が高く何度かやり直しました。

テール端に合わせて引っ張りながら位置決めしたらなんとかいけました。


フロントフェンダー

シュラウドの次に難易度が高かったのがフロントフェンダーです。

湾曲と窪みのオンパレードです。

やはり位置決めがなかなか決まらず時間がかかりました。

窪み部分はデカールを軽く温めて折り目を付けておいてから引っ張りながら作業したらなんとか貼れました。


完成

デカール張り替え完了です。

なんだかんだ丸1日程かかりました。

ヘッドライトカウル部分の作業は撮り忘れました。

ちなみに以前の外装はこちらなのでカスタムデカールでシュッとしてだいぶCOOLになった印象です。

わりとレアなデカールなので人と被る事もまずないでしょう。

新品デカールは艶があって綺麗ですね。

今回初めてデカール貼り替え作業しましたが苦労した甲斐があり個人的に大成功かと感じました。

要領も掴めましたし機会があればまた他の車種等で挑戦したいと思います。


こちらは筆者が現在メイン機で使っているDRZ400Sのインプレ記事です。

ヘタな大型バイクより断然速くオンオフどこでも走れるヤバいマシン。
zzr1200romichannel.hatenablog.com

こちらはバイク個人売買注意の記事です。
zzr1200romichannel.hatenablog.com

こちらは名車セロー250のインプレ記事です。
zzr1200romichannel.hatenablog.com

こちらは筆者が愛用しているおすすめ整備グッズです。

こちらは筆者愛用のシリコン性液体ガスケットです。いくつか試しましたがこちらのワコーズ製が一番使い易く、排気漏れからオイル漏れやゴム部品(インシュレーターやパッキン)補修まで様々な用途に使えて非常に便利です。
ワコーズ製品は多少高価ですが一本持っておけば常温保存で数年使えますので費用対効果は抜群です。色も半透明ですのではみ出しても目立ちにくく非常に使い勝手が良いです。整備に興味ある方は買わなきゃ損な万能ガスケットです。

こちらは筆者愛用の耐ガソリン性の油性液体ガスケットです。前記のワコーズガスケットメイクはシリコン性ですので耐油性は強力ですが耐ガソリンではありませんので燃料には弱いです。こちらは耐ガソリンに特化した製品ですので燃料が流れるキャブレターのパッキン補修などにはこちらを使っています。硬化も早くキャブの燃料漏れに効果抜群です。色もグレーなのではみ出ても目立ちません。よくある茶色の目立つ色ですと錆のように見えて非常に汚く感じます。こちらは常温ですと固まり易いので冷蔵庫で保存しています。こちらの耐ガソリン油性ガスケットと前記耐油シリコンガスケットを持っていれば大抵の整備には事足りますので他のガスケットは必要ないと感じます。

こちらはキャブレター用です。安価でサイズも豊富で1セット持っていると非常に助かります。

こちらは筆者愛用のエアポンプです。ゲージ付きで高圧タイヤのロードバイク用ですので勿論オートバイにも使えます。たまにショップで窒素を入れるよりも毎週家で規定値の空気を入れた方がハンドリングが良好になる印象です。高圧ですのでタイヤ交換時のビードも上げてくれます。チューブタイヤは勿論、チューブレスタイヤビードまで上げてくれますのでコンプレッサーいらずの優れもので長年重宝しています。各メーカー色々ありますがパナレーサーが耐久性が有りおすすめです。

こちらは筆者愛用の燃料添加剤です。給油ごとに30mL程入れています。フューエル1と同等の成分でキャブレター内やインジェクター、ピストンまで綺麗にしてくれます。長年使っておりますが抜群の効果でフューエル1よりも安価でコスパが良く非常におすすめです。

こちらは筆者愛用のスマホホルダーです。スマホカバー&リング付きでも入る優れものなので激しくおすすめします!15mmの厚さのスマホが入った時はめっちゃ感動しました。今でも重宝しています。

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名車・W800・W650と比較インプレ・理想のバイク

今回はW800のインプレです




W800のスペック等詳細が紹介されています
↓↓↓↓

bike-lineage.org

☆W800独自採点評価☆


youtu.be


横に立っての押し引き取り回し
★★★★★★★☆☆☆


トルク感(加速力)
★★★★★★★☆☆☆


パワー感(高回転の伸び)
★★★★★★★☆☆☆


曲がり易さ
★★★★★★★☆☆☆


疲れにくさ
★★★★★★★★★☆


上がりのバイクになり得るか
★★★★★★★★★☆



横に立っての押し引き取り回し

W800は空冷2気筒エンジンを搭載した、装備重量225kg程(燃料、各部オイル、バッテリー含む)の大型バイクです。

W650と車格はほぼ同じで重量が10kg程増えていますが、取り回しはW650とそれ程大差はなく多少は大型バイクらしくズッシリとは感じますが良好です。

中型400cc4気筒バイクと同じような取り回しが可能です。

中型単気筒車のSR400と比較すると一回り以上大きく重い印象です。




W800は車格といい重量といい平均的な日本人体系の方にはジャストでベストなサイズに感じます。

正直これ以上大きく重くなってきますと、ガレージからのバックでの出庫や、コンビニ等での向き変えにストレスを感じてきますので、大型バイクの中ではこの辺りがギリギリストレスなく取り回す事が可能なちょうどいい大きさと重さに感じます。

欲を言えばW650からW800に進化した際に、FI化(フューエルインジェクション)や排ガス規制等での諸々の部品追加はわかりますが、重くなるのではなく多少は軽くなって欲しかったところです。

ちなみに167cm 60kgの筆者での足着きは両足のかかとが浮く程度で至って良好です。

W800純正シートはW650純正シートと比べるとサイドが絞ってありますので足着きはW650よりも良いです。

センタースタンドは慣れてしまえば一発で上がりますが、ズッシリとはきますので数回やると筋肉痛になるレベルです。

ヒョイヒョイ簡単に上がるSR400と比べるとやはり重く感じますが大型バイクですので仕方ないところではあります。

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トルク感(加速力)



W800はW650からピストンボアをアップしFI化を経てアップデートされています。

W800のトルクは全体的にフラットに太く、FI化の支援もありシルクのような滑らかなスムーズ感があり低速からの加速も素晴らしいと感じます。

W650と比較すると明らかに断然W800の方が回転は滑らかで加速は速いです。

これは排気量の差、W650(675cc)W800(773cc)という感じではなく、FI化での支援が大きいのだと感じます。

W800はW650よりも純正エキパイ内径を絞りトルクの向上を計り、フライホイールも増量したようなので、その辺りも影響しているのではないでしょうか。

というよりもW650オリジナルの加速が遅すぎるという方が正しいのではないかと感じます。

W650のオリジナル車を走らせた方ならご存じかと思いますが、W650の純正マフラーの造りはいまいちでして、社外マフラー(連結管有り限定、バラ管はトルクダウン)に交換すると低速トルクまでもがトルクアップし加速がかなり良くなり生まれ変わったかのように全域で走り易くなります。

社外マフラーに交換した場合は、通常ですと抜けが良くなりますので低速トルクはダウンする筈なのですが、W650は全域でトルクアップするという真逆の反応でしたのでW650純正マフラーがいかにポテンシャルをダウンさせていたのかがよく分かりました。

W800はその辺りも改善されていますので正当な進化を感じます。

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パワー感(高回転の伸び)


全域でフラットでシルキーなトルクを発揮するW800の360°クランク2気筒エンジンですが、意外と高回転の伸びも良く、50馬力そこそことは思えない程の良い伸び方をしてくれます。

勿論W650と比べても高回転の伸びは良いと感じます。

トルク(加速)は2割増し、パワー(伸び)は1割増しといったイメージです。

360°クランクですので片側シリンダー圧縮時にもう片側シリンダーは排気をしています。

同時に2つのピストンを押し上げていますので、単気筒エンジンと同じように振動を打ち消せないため独特の微振動があります。

これはハーレー系等の鼓動とは違い、あくまでSR400やSR500と同じ微振動ですので不快に思う方もいるかと思います。

この微振動をカワサキ社は味としてわざと残しているようです。

この微振動は4000回転辺りまでは強く感じますがそこを超えると振動は消え、あくまでフラットな特性の中なのですが、あたかもトルクバンドに入ったかのような伸びをみせてくれます。

ここが360°バーチカルツインエンジン独特の面白いところだと感じます。



高速道路走行での120km巡行も難なくこなせますし、そこからの加速も可能で160km辺りまではあっという間にグングン伸びていきます。

引っ張れば180kmメーターを振り切る事も可能ですので、高速走行も全く問題ない印象です。

装備重量260kg超えのスポーツスター883辺りですと、トルクが重量負けしている印象を受けましたので、W800は883よりも余裕のある走りが可能だと感じました。

勿論スポーツスターも1200でしたら重量負けせずに十分なトルクがあり走りにも余裕がありますが、筆者個人的にはW800の方が全体的に扱い易くバランスが良いので好みの車種に感じます。


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曲がり易さ



W800のハンドリングはタイヤの状況にもよりますが、W650で気になった若干切れ込むというクセがなく、実に素直でナチュラルな印象で曲がり易く感じます。

サスペンションはW650はフロントサスがフニャフニャでリヤサスはビヨンビヨン跳ねました。

W800はフロントサスがW650よりも少ししっかりしたという印象で、リアサスの跳ねもW650よりも改善された印象を受けます。

その気になればある程度の速度でひらひらとワインディングを楽しむ事も可能です。

しかしながら重量に対してブレーキが弱いと感じますので、ブレーキタッチ向上にブレーキホースをステンメッシュに交換するのは基本になるかと思います。

それでも不満な場合は、ブレーキパッド交換やキャリパー交換、ローター交換まで視野に入れてもいいかもしれません。

W800はW650から10kg以上増量したのですがブレーキはW650から何も変わっていません、W650でもブレーキの効きはいまいちでしたのでここはローターを大きくするなりの改善が欲しかったところではあります。

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疲れにくさ



乗車ポジションも無理がなくゆったりとしていますし、足着きも良く信号待ちの多い下道もストレスは感じません。

エンジンも常に安定していて回せ回せと急かしてくる事もありませんし、回せば多少緊張感を伴った加速もしてくれます。

高速走行も特にストレスは感じませんし、特定の回転数での微振動こそありますがW800はどんなシチュエーションでも疲れにくいオートバイだと思います。


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上がりのバイクになり得るか



W800は大型バイクの中では取り回しも良好でサイズ的に平均的な日本人の体形にジャストサイズな車格です。

加速も良く高回転の伸びもいいので街乗りからツーリングまで幅広く使え疲れ知らずです。

ブレーキこそ弱いですがワインディングも気持ちよくこなせますし高速走行も苦になりません。

メッキパーツをふんだんに使用した大型バイクですので、所有感も満たしてくれますしある程度見栄も張れるでしょう。

大きくて重いバイクは卒業したいけど、どうしても大型バイクじゃなきゃ嫌なんだという方にもちょうど良い車種かと感じます。

正直欠点という欠点が見当たりません。

敢えて言うならそこそこの重量がありますので林道等のオフロード走行がきついというところです。

筆者は林道等オフロード走行が好きですので、ここは重要視するところではあります。

しかしながらオンロード走行のみと考えた場合、W800は総合的にみても全て平均以上の高評価を獲得していますので、筆者のような大きく重いハイパワーな車種に疲れた方、飽きた方にとっての理想の上がりバイクになり得る可能性が極めて高い車種だと感じます。

筆者はオンオフどちらも楽しみたいという理由で現在はDR-Z400をメイン機として走らせ楽しんではいますが、オンロード専用にW800も出来れば置いておきたかったなというのが正直なところです。

それだけW800は魅力がある好みの車種であったのは間違いありません。

筆者はハーレー系車種(ソフテイル、ダイナ、スポーツスター)は今まで各種年式違いを数台所有してきましたが、やはりハーレー系車種というのは背が高く体もごつく重い外国人向けに造られていると感じます。

独特の雰囲気とリズミカルな排気音は魅力的ですが正直無駄に大きく重いです。

そこはやはり日本人向けに造られているW800の方が遙かに乗り易く楽しく感じました。

筆者はこのようなちょうど良い車種が大好きです。


最後まで読んで頂いてありがとうございました。

また面白そうなオートバイに出会いましたらインプレしていこうと思います。


こちら過去記事の一部になりますので興味が御座いましたらご覧ください。
↓↓↓↓↓
zzr1200romichannel.hatenablog.com
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こちらは筆者が愛用しているおすすめ整備グッズです。

こちらは筆者愛用のシリコン性液体ガスケットです。いくつか試しましたがこちらのワコーズ製が一番使い易く、排気漏れからオイル漏れやゴム部品(インシュレーターやパッキン)補修まで様々な用途に使えて非常に便利です。
ワコーズ製品は多少高価ですが一本持っておけば常温保存で数年使えますので費用対効果は抜群です。色も半透明ですのではみ出しても目立ちにくく非常に使い勝手が良いです。整備に興味ある方は買わなきゃ損な万能ガスケットです。

こちらは筆者愛用の耐ガソリン性の油性液体ガスケットです。前記のワコーズガスケットメイクはシリコン性ですので耐油性は強力ですが耐ガソリンではありませんので燃料には弱いです。こちらは耐ガソリンに特化した製品ですので燃料が流れるキャブレターのパッキン補修などにはこちらを使っています。硬化も早くキャブの燃料漏れに効果抜群です。色もグレーなのではみ出ても目立ちません。よくある茶色の目立つ色ですと錆のように見えて非常に汚く感じます。こちらは常温ですと固まり易いので冷蔵庫で保存しています。こちらの耐ガソリン油性ガスケットと前記耐油シリコンガスケットを持っていれば大抵の整備には事足りますので他のガスケットは必要ないと感じます。

こちらはキャブレター用です。安価でサイズも豊富で1セット持っていると非常に助かります。

こちらは筆者愛用のエアポンプです。ゲージ付きで高圧タイヤのロードバイク用ですので勿論オートバイにも使えます。たまにショップで窒素を入れるよりも毎週家で規定値の空気を入れた方がハンドリングが良好になる印象です。高圧ですのでタイヤ交換時のビードも上げてくれます。チューブタイヤは勿論、チューブレスタイヤビードまで上げてくれますのでコンプレッサーいらずの優れもので長年重宝しています。各メーカー色々ありますがパナレーサーが耐久性が有りおすすめです。

こちらは筆者愛用の燃料添加剤です。給油ごとに30mL程入れています。フューエル1と同等の成分でキャブレター内やインジェクター、ピストンまで綺麗にしてくれます。長年使っておりますが抜群の効果でフューエル1よりも安価でコスパが良く非常におすすめです。

こちらは筆者愛用のスマホホルダーです。スマホカバー&リング付きでも入る優れものなので激しくおすすめします!15mmの厚さのスマホが入った時はめっちゃ感動しました。今でも重宝しています。

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名車 DRZ400・スズキの傑作・インプレ・400で乗る価値があるのはコイツだけ・理想のバイク

今回はDR-Z400のインプレです

↑↑DR-Z400Sのモタード仕様になります。


DRZ400のスペック等詳細が紹介されています
↓↓
bike-lineage.org

DR-Z400独自採点評価☆



横に立っての押し引き取り回し
★★★★★★★★☆☆


トルク感(加速力)
★★★★★★☆☆☆☆


パワー感(高回転の伸び)
★★★★★★★★☆☆


曲がり易さ
★★★★★★★★★★


疲れにくさ
★★★★★★★☆☆☆


上がりのバイクになり得るか
★★★★★★★★★☆



横に立っての押し引き取り回し

DR-Z400は装備重量(燃料、各部オイル、バッテリー)140kgの高回転型単気筒水冷エンジンを搭載した軽量トレール車です。

250トレール車と比較すると大柄で車高が高いので慣れるまでは多少大変に感じますが、慣れてしまえば250トレールと同じように扱えるようになると感じます。

ガレージからの出庫や、コンビニ等での向き変えも容易でストレスは感じません。

足着きは167cmの筆者でモタードホイール装着時(SM仕様)で両足爪先立ちバレリーナです。

オフロードホイール装着時(S仕様)ですとお尻をずらしてようやく片足爪先立ちですので、S仕様の場合は車高を下げないと筆者にはわりと厳しい感じです。

車体が軽くバランスも良いので筆者の身長でもモタード(SM)仕様なら普段使いには全く問題ない印象です。

トルク感(加速力)

高回転型エンジンですので低速トルクはそこまで太くはありませんが、250トレール車(セロー250やWR250)よりは太く、そこそこの粘りもあります。

低速の粘りがあるというのはオフロードでは非常に扱い易く助かりますし筆者はわりと重要視しています。

そして中回転~高回転のトルクの出方が半端ではなく素晴らしい加速をしてくれます。

高回転域に入ると2スト車のような2段階ロケット的な鋭い加速をしてくれます。

DRZは加速だけで言ったら以前所有していた690dukeといい勝負だと感じます。

軽量な分、現在ガレージにあるW800より加速は上な印象です。

正直実際走らせるまで筆者はここまで速いエンジンだと思ってはおりませんでしたので、度肝を抜かれたというかいい意味で裏切られた感じを受け感動を覚えました。

0~120kmまでの常用域の加速でしたら400クラスの中で4気筒を含めてもトップクラスかと思います。

かなり良いトルクの出方をしていますので大型(ミドルクラス)と同等の加速力がある印象です。

他の方がDR-Z400のインプレで「思っていたより速くない」というような内容を書いている方がおりますが、そんな事は御座いません。

その方が加速が鋭くなる高回転域まで回した事がないか、もしくは抜けが良すぎて低速トルクがスカスカの社外マフラーが装着されたDRZしか乗った事がないのではないのでしょうか。


zzr1200romichannel.hatenablog.com

パワー感(高回転の伸び)

加速力は大型ミドルクラス並みで400クラストップレベルですが、さすがに中型単気筒エンジンですので最高速はそこまでの伸びはなく160km前後といったところです。

しかしながら400cc、単気筒エンジン、オフ車ベースの装備重量140kg、という軽量車で最高速160km前後出るというのは素晴らしいと感じましたし、高速道路100km巡航に余裕があり120km巡航も可能ですので十分かと思います。

100km巡航が辛い250トレール車と比較すると俄然安定感がありますし余裕があります。

曲がり易さ

ハンドリングは変なクセもなく素直で、前後サスペンションも純正で調整の幅が広い高級品が装備されていますのでセッティングの自由度が高くヒラヒラと良く曲がってくれます。

ここはオフ車やモタード車の真骨頂といったところです。

ブレーキはSの場合SMよりもローターが小さいですが、軽量車なので普段使いには十分に感じます。

サーキットやジムカーナで使用する場合はSM用の大きなローターに交換した方が良さそうです。

疲れにくさ

軽量車で加速も良いのでストレスはあまり感じませんが、車高を落としていない場合は足着きが良くないため、信号待ち等では不安定で疲れるかと思います。

道路の轍等に気付かずに足を取られ引っくり返る可能性がありますので注意が必要です。

しかしながら高回転型エンジンにありがちな、回せ回せとエンジンに急かされる感が不思議と感じません(WR250の場合はこの感覚が強く疲れました)

ですのでこの部分は下道を走る割合が大部分を占める筆者には個人的にかなり評価出来るところかと感じました。

ちなみにWR250は250クラスではトップクラスに速い車種ですが、DR-Z400はWR250の3倍速いイメージです。

3倍は言い過ぎですがWRとは次元の違う速さを感じます。

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余談


↑↑S仕様時のオフホイール

実をいうと筆者は昔からスズキ車が苦手で敬遠してきました。

試乗会ではR1000Rや隼、SV650等様々なスズキ車に乗らせて頂きまして、中には好印象な車種も御座いました。

しかしながら昔からスズキ車は整備性がいまいち良くないイメージが強くこれまで自分で所有した事がほぼありませんでした。

しかしこの度たまたまDR-Z400を入手する機会が訪れましていざ走らせてみますと、なんと素晴らしいエンジンなんだと感動しました。

公道、峠最速と言われているのも頷けます。

低速コーナー(~100km)メインの大概の日本の峠では最速クラスかと思います。

上手い大型ライダーがあえて大型に乗らずに250でもなく、わざわざ車検のある400ccという中途半端な排気量であるDR-Z400をセカンドやメインで好んで選ぶ理由が分かった気がします。

個人的にDRZ400はスズキ社の最高傑作ではないかと感じます。

数えきれない程様々な車種を乗り継いできたライダーにとって、DRZ400は車格、重量、加速、最高速、ハンドリング、エンジンフィーリング、と全てがちょうど良い高いレベルで調和しているのではないかと感じられるのではないでしょうか。

たしかにキャブレターは外しにくく、プラグもタンクまで外さなければ交換出来ない、と整備性はスズキ社らしくいまいちな部分もありますが、その整備性を吹き飛ばす程DRZには良いところがあるように思えます。

上がりのバイクになり得るか

加速は大型ミドルに匹敵する程抜群で、軽量トレール車ですが高速道路での120km巡航も可能です。

フレームもサスペンションも豪華で素晴らしく、良く曲がり良く止まります。

ホイールの入れ換えによりオフロードもオンロードもどちらのシチュエーションも楽しむ事が可能です。

400ccですので車検があるのは250トレールと比較するとネックにはなりますが、年々自賠責保険料等が値下がりしておりますので自分でユーザー車検に持っていける方でしたら車検費用は現在2万円でお釣りが来る状態です。

テスター屋で光軸だけ出してもらう場合もありますが、それでも+2000円ですので250トレール車の維持費と比較してもそれ程大差ないどころか、筆者はメリットの方が大きい印象を受けます。

そう思える程DR-Z400はどのシチュエーションでも不満なく楽しめる素晴らしい車種に感じました。

レーサー譲りの高回転型エンジンですが、690dukeのような致命的なエンジンの欠陥や持病もなく、DR-Z400は上がりバイクになりえる可能性が大いにあると感じられるバイクです。

中型バイクですので大型バイクのように見栄を張れないという点は欠点になり得るかもしれませんが、その辺りは大型を走らせて10年、20年と経てばもうどうでも良くなってくると思いますから大した欠点にはならないかと感じます。

これまで筆者の上がりバイク筆頭はセロー250、次点にW650(W800でも可ながら続けていきます。


追記 2022.10.6


現在もDR-Z400をメイン機として楽しんでおります。

車検場に持っていく時に市販の180mmヘッドライトに換装したのですが、そのままこのヘッドライトを気に入ってしまい倉庫に転がっていたバイザースクリーンまで付けてしまいました。

タイヤはモタード仕様の17インチホイールにしてあるのですが、現在わざわざ17インチ用のブロックタイヤを履かせて変態仕様にしています。


いつの間にかIRCから17インチのチューブレスブロックタイヤ(うちのDRZのホイールはアウテックスTL化済み)が発売されていたので履かせてみました。

通常の21インチのブロックタイヤと比べるとやはり太いので若干ハンドリングが切れ込む感はありますが、17インチでよくあるリアタイヤをフロントに履かせた場合よりも遥かに乗り易く感じます。(以前造ったVTRブロックタイヤスクランブラー仕様で経験済み)

このタイヤは普通の林道程度ならなんなく走れますし、オンロードでの食いつきも悪くないのでどちらもそれなりに楽しめています。

乗り始めて数ヶ月経ちますがDR-Z400は特に不満がなく多少お尻が痛くなるのが早いくらいで、本当に素晴らしいエンジンを積んだオールジャンル楽しめる最高のオートバイという印象です。

これからもDR-Z400の検証を続けていこうと思います。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。


気に入って頂けた方は是非他の車種のインプレもご覧になって下さい。
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こちらは筆者が愛用しているおすすめ整備グッズです。

こちらは筆者愛用のシリコン性液体ガスケットです。いくつか試しましたがこちらのワコーズ製が一番使い易く、排気漏れからオイル漏れやゴム部品(インシュレーターやパッキン)補修まで様々な用途に使えて非常に便利です。
ワコーズ製品は多少高価ですが一本持っておけば常温保存で数年使えますので費用対効果は抜群です。色も半透明ですのではみ出しても目立ちにくく非常に使い勝手が良いです。整備に興味ある方は買わなきゃ損な万能ガスケットです。

こちらは筆者愛用の耐ガソリン性の油性液体ガスケットです。前記のワコーズガスケットメイクはシリコン性ですので耐油性は強力ですが耐ガソリンではありませんので燃料には弱いです。こちらは耐ガソリンに特化した製品ですので燃料が流れるキャブレターのパッキン補修などにはこちらを使っています。硬化も早くキャブの燃料漏れに効果抜群です。色もグレーなのではみ出ても目立ちません。よくある茶色の目立つ色ですと錆のように見えて非常に汚く感じます。こちらは常温ですと固まり易いので冷蔵庫で保存しています。こちらの耐ガソリン油性ガスケットと前記耐油シリコンガスケットを持っていれば大抵の整備には事足りますので他のガスケットは必要ないと感じます。

こちらはキャブレター用です。安価でサイズも豊富で1セット持っていると非常に助かります。

こちらは筆者愛用のエアポンプです。ゲージ付きで高圧タイヤのロードバイク用ですので勿論オートバイにも使えます。たまにショップで窒素を入れるよりも毎週家で規定値の空気を入れた方がハンドリングが良好になる印象です。高圧ですのでタイヤ交換時のビードも上げてくれます。チューブタイヤは勿論、チューブレスタイヤビードまで上げてくれますのでコンプレッサーいらずの優れもので長年重宝しています。各メーカー色々ありますがパナレーサーが耐久性が有りおすすめです。

こちらは筆者愛用の燃料添加剤です。給油ごとに30mL程入れています。フューエル1と同等の成分でキャブレター内やインジェクター、ピストンまで綺麗にしてくれます。長年使っておりますが抜群の効果でフューエル1よりも安価でコスパが良く非常におすすめです。

こちらは筆者愛用のスマホホルダーです。スマホカバー&リング付きでも入る優れものなので激しくおすすめします!15mmの厚さのスマホが入った時はめっちゃ感動しました。今でも重宝しています。

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